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自己分析②

【自己分析②】
自己分析の進め方 自己分析のポイント
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この記事は、学生の就活において、企業に自分の良さを伝えるために必須の準備である「自己分析」をどのように進める必要があるのかについて解説したもので、自己分析①の続きの内容となっています。

就職活動ってどんな流れ?

では、まず、大学3年生以降本格的になってくる学生の就職活動全体の流れや活動時期を確認しておきましょう。

インターンシップは大学3年生の夏以降参加をする人が多い

インターンシップとは、学生が仕事そのものや企業の事業の種類である業界、様々な職業の種類である職種などについて職場で体験をし、情報収集や知識を深める「就業体験」のことを言い、現在非常に多くの企業で実施されるようになってきています。
大学生については、1年生から参加しても構わないのですが、多くの学生は就職活動の時期の直前である3年生の時期に参加します。
夏休みを利用する夏のインターンシップや、秋インターンシップ、1月~2月に行われる冬のものがあります。週2,3日半年間、などの長期で行われるインターンシップもありますが、1DAYと言われる、半日や1日のワークショップ中心のものもあります。

選考に直結するインターンシップも増えてきている

応募すれば全員が参加できる1DAYのインターンシップもたくさんありますが、5日間以上の、選考に情報を直接活用してよいインターンシップも増加しています。

多くの企業の就職試験は大学3年3月から

経団連に加盟しているような大手企業が多くの学生に向けて実施する説明会や就職試験は大学3年生3月から開始されますが、年内に選考を開始する時期が早まっています。外資系企業、中小企業、ベンチャー系の企業など、大学3年生の秋ぐらいの時期から就職試験の実施をしている企業もありますので、その前に自己分析を行い、エントリーシートや試験に活用できるようにしておく必要があります。

自己分析とはどのようなものか(復習・確認)

では、自己分析①で説明した「自己分析とはどのようなものか」についてもう一度復習しておきましょう。
みなさんのことを全く知らない企業に、短時間で自分のことをよく理解してもらうために、自身について説明できるようにすること、自分について聞かれたら答えられるようにすることが就職活動では必要でしたね。自己分析とは、「自分の能力・スキル、興味、価値観といった自分全体について掘り下げ、自分自身についてよく理解すること」です。

いつまでに何をする必要があるのか

大学3年生の夏以降インターンシップは本格化すること、早い企業であれば大学3年生の秋頃から本選考が始まること、多くの企業が公式に説明会を開始するのは大学3年の3月だということをここまでに見てきました。
では、いつまでに何をする必要があるのでしょうか?

インターンシップ応募前に自己分析を行うと良い

企業側は、インターンシップの選考試験であっても、みなさんが応募してきた書類を読み、面接で話を聞く際に「この学生が入社したとしたらどのように行動しそうな人だろうか、どんな力を発揮できそうな人だろうか、うちの会社が大切にしているポリシーや特徴とマッチする人だろうか」という視点でみなさんのことを知ろうとします。そのため、できればインターンシップ選考に応募する前に時間を設け、しっかりと自分自身の「価値観」「興味」「能力・スキル」を言語化し、整理し、自己分析していくことをお薦めします。

大学3年生の2月までには自己分析をしよう

「学校の授業や研究課題が多く、長期のインターンシップには参加できない」という人や、「まだどんな業界があるのか、自分に向いているのかわからないのでインターンシップでいろいろ経験してから応募していきたい」と考えている人もいるかもしれませんね。

もちろん、インターンシップは就業体験ですから、様々なことを経験した後に3年生の3月以降しっかり就活していくのも1つの方法です。

ただ、非常に多くの企業が3月には一斉に就職説明会を実施し、すぐにエントリーシート提出を求めますので、遅くとも大学3年生の2月までに自分自身について掘り下げ、棚卸しをするようにしましょう。先ほどお伝えした「価値観」「興味」「能力・スキル」につながる今までの活動や、自分の思い・考えを書き出してみるようにしましょう。

この続きは 「自己分析③ 自己分析しかた」で解説します。

動画ではもっと詳しい内容を視聴できます!こちらからご覧ください。

この記事を書いた人


渡部 幸 (わたべ みゆき)

大学卒業後、高級専門店の接客販売、教育サービス業での営業統括責任者を経て、アパレル業・人事総務部人材開発責任者に。同職にて採用、教育研修、教育体系構築、人事制度などに携わる。ES、小論文添削、面接相談、社会人キャリア支援、企業研修などで 6 万人以上を支援。 著書:『採用側の本音を知れば就職面接は 9 割成功する』 他
資格/国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、全米 NLP 協会認定 NLP(神経言語プログラミング)トレーナー

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