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ES書き方全般④

【ES書き方全般 講座④】
“質問の意図を考える”

この記事は、応募書類で設計されている質問において、
その意図(目的)について解説したものです。

好印象を与える応募書類:3つのポイント

全ての項目を、丁寧かつ適切な字の大きさ、分量で書いている

書類の第一印象として重要です。また、一つひとつの項目には意味があります。
記入が必要な部分は、すべてしっかりと記入しましょう。

具体的に書いている

講座①でお伝えしたように、具体的に書かれていると、
「書いた人の人物像がイメージできる」⇒「親近感を覚える(=距離が縮まる)」⇒「直接、面接で会ってみたくなる」
という好循環を生みます。

質問の意図を理解した上で書いている

今回はここがポイントです!!

質問の文言だけをとらえて答えるのではなく、この質問から何を感じ取ろうとしているか、という「ちょっと想像力を働かせる」ことをやってみましょう。
この意識は、相手の意図を汲み取るということでもあり、今後の学生時代はもちろん、社会人になってからも重要な意識なのです。

「質問の意図」とは

家族や友人との日常会話の中では逐一(この人はなぜこんな質問をするのだろう…?)などと考えないことがほとんどだと思います。
しかし、応募書類においては、「なぜこの質問が設計されているのか」ということを少し考えてみましょう。
「質問の意図を考える」ことで説得力のある表現になります。
また、企業側(相手)が「この質問から何を探ろうとしているか」を考えることは、論理的な考え方ができるかどうかということでもあり、社会に出て実際に仕事をする際にも必要な思考なのです。

以下にまとめます。

  • 全ての質問には意図がある!
  • 意図を考えること=論理的思考で物事を考えること
  • この思考は、ビジネス場面で重要!!
  • 日常生活でも活用すると良好なコミュニケーションにつながることも!!

就職活動の三大質問の「質問の意図」

さて、この「質問の意図」についてですが、まずは三大質問についてそれぞれのポイントを押さえておきましょう。

三大質問 その一

あなたが学生時代に力を入れたことについて述べてください。

質問の意図:「経験から学ぶ素質があるか」

人は、経験を通して様々な学びを得ます。成功体験、失敗体験…
いずれにしても経験し学んだことを次の機会に生かす力があるかどうかは、仕事をしていく上で大変重要なのです。

三大質問 その

自己PRをしてください。

質問の意図:「強みを仕事で活かすイメージができているか」

もちろん、どんな強みを持っている人かということも質問の目的でもありますがこの強み

をこの企業でどう生かそうと考えているかも述べるようにしましょう。つまり、「仕事に向 けた自己PRだということを忘れないようにしましょう。

三大質問 その

志望動機を述べてください。

質問の意図①:「仕事で実現したいことが明確か」
質問の意図②:「うちの会社でなければならない理由」がある人か

志望動機は、三大質問の中でも最も難しいとされる質問ですが、質問の意図を捉えて盛り込 むことで内容も厚くなります。

質問の意図を考えること。応募書類上の質問に対して、ただ回答するだけでは、勿体ないと

いうことをご理解いただけたと思います。

この続きは 「書き方全般講座⑤ 自己表現の題材&まとめ」で解説します。

動画ではもっと詳しい内容を視聴できます!こちらからご覧ください。

この記事を書いた人


美土路 雅子 (みどろ まさこ)

役員秘書、人材育成、採用担当を経て、企業研修、大学等での就活支援に従事学生のエントリーシート、小論文添削、面接対策を長年指導
著書/『マイナビオフィシャル就活 BOOK「要点マスター就活マナー」』他
資格/国家資格キャリアコンサルタント、TA(交流分析)インストラクター、秘書技能検定 1 級、ビジネス文書検定 1 級、サービス接遇検定 1 級 他

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